コンセプト:
クラフトビールの中でも、絶大な人気を経て世界中での定番となった「IPA(アイピーエー)」は、実はとても歴史の古いスタイルなのです。 その昔イギリスの植民地であったインドに滞在するイギリス人らが、祖国のペールエールを現地でも飲みたいということから、海路を使って運搬したのがことの始まり。しかしながら、長い航路の中でペールエールは腐敗してしまい飲めなくなってしまったんだとか。そこでアルコール分を高くし、静菌作用もあるホップを通常よりたくさん使うレシピに改良したことで腐敗することなく、美味しいビールをインドまではるばる運べることに。
そうして出来上がった新しいレシピのペールエールは名前を変えて、インディアペールエール/India Pale Ale (IPA)となったのです。 一方、この伊那谷にも数多くの歴史の道がありますがその一つに「三州街道」があります。この道も昔、貴重な塩を愛知の三河から長野の塩尻まで運んだ塩の道なのです。馬に塩を積んではるばる三河から、いくつもの峠道を越え、伊那谷を通過して塩尻まで運んだのです。
そんな歴史にちなんで作ったこの三州IPAには、一部三河産の塩を使っています。 ちょうどいい塩梅の旨味を感じる、飲み応えのある味に仕上がりました。
ラベルデザイン
TO（小松丈人）、ヒトコトデザイン
