コンセプト:
みなさんは、旬についてどれほど詳しいでしょうか?その時期の物を食べる、楽しむということは、その昔から続く食文化を大切にする、そんな気持ちになります。
実はいちごは、その昔は四季の中でも夏に楽しまれるものでした。冬が旬であるという認識は、「クリスマスシーズンのケーキに使われるから」という商業的な理由から、それに合わせて冬が旬のいちごが開発されたからです。また、寒暖差が大きい冬のハウスで栽培されるいちごは甘みが強く、夏秋いちごのような酸っぱさはほとんどありません。
こうして、いちご本来の旬を知ったことで、冬のいちごが開発された理由やそれらに携わった農家さんや技術者のことを新たに知り、はたまたこの夏秋いちご「恋姫」自体も、夏のいちごをより美味しくしようと信州大学農学部の先生と農家さんが努力をし、新しい品種として生み出したことを知ることとなったのです。
そんな古きをたずねて新しきを知るきっかけとなった「恋姫」いちごに感謝をしつつ、酸味と甘みのバランスがとれた夏秋いちごを主役とした商品が出来上がりました。
ラベルデザイン
ヒトコトデザイン, In a daze Brewing