
コンセプト:
毎日どこかで「美しいな」と思える瞬間が訪れる伊那谷。中央アルプスを背景に、毎日かわるがわる異なる表情を見せてくれる夕焼けのグラデーションのイメージを、HAZY/ヘイジー(もやのかかった、かすんだ)スタイルのクラフトビールで表現しようと思ったのがはじまり。
一方で、高遠城址の桜といえば全国各地から多くの人が訪れる伊那谷の中でも1番有名な桜の名所です。かねてより桜を使った商品を作ろうと思っていたのですが、なかなか思い描くコンセプトが見つからなかったのです。
そんな中、一つのきっかけとなったのが「Pink Boots Society」という、アメリカにおける醸造現場における女性をサポートする団体のプロジェクトです。毎年Pink boots Blendという特別にブレンドされたホップを使ってビールを醸造し、国際女性デーに合わせてリリースするというのが主な活動。それに加え、そのホップの売上の一部が団体へと寄付され、それらを元に醸造に携わる女性のサポートを行うという仕組み。2020年のそのプロジェクトに参加することを決め、日本の女性をイメージした時に「桜」が思い浮かんだのです。
また国際女性デーは3月8日ということもあり、桜を迎える時期にもちょうど良い。名前についても「活躍する女性」と「花開く桜」をイメージして、Flourishing SAKURAと名付けました。
加えて、春になると山並みに新緑が増え、そこに点在する山桜の淡い桜色が水彩画のようで、HAZYの色合いにぴったりであることもありこの商品が生まれたのです。
高遠の八重桜の葉っぱを自社にて塩漬けにし、商品を仕込んでいます。桜フレーバーの、華やかな春かおる商品をぜひ楽しんで下さい。
ラベルデザイン
In a daze Brewing