はじまりは、信州大学工学部の先生がタップルームに立ち寄ってお話をしたことから。 私たちも、小さいなりに循環型社会に寄与できるような活動をいろいろと行っているのですが、「水に興味はありませんか?」との一言に、新しい価値観を植え付けられたような気がしたのです。
そもそもこの長野県は水にとても恵まれており、湧水もあらゆる場所にあるため、水というものは当たり前にそして常においしい状態であるものという認識なのです。その水に含まれる有用な成分は残し、選択的に不純物を取り除く素材を開発したという話に興味を持ったことと、「すべての人に、平等に、おいしい水を提供する」というその素材の将来性に感動したのです。
実際に、信大クリスタルを使用した簡易浄水方法をアフリカのタンザニアにて導入するなどして、地域の人たちが簡易的に、そして安全な水を得るための活動をされています。 こうして信大クリスタルと出会い、信大コラボのクラフトビールを醸造することとなったのです。
【信大クリスタル】
フラックス法で育成された結晶の総称。地球の中でルビーや水晶などの宝石が天然に成長するメカニズムでつくられています。結晶を構成する原子を規則正しく結合(Bonding)させることで美しい見た目や、必要な機能が得られます。 この、水をキレイにする信大クリスタルは、信州大学の手嶋教授と企業研究者の熱い情熱と信頼が紡がれて生まれました。
【Bonding Flux】
多様な世代、事業体が「信州大学」をきっかけに結びついて生まれたこの商品。 移り変わりの激しい今だからこそ、それぞれがつながることによって結束し、新しいモノやコトを生み出すことができます。フラックス法で結合した原子たちのように、この商品をきっかけに、次はあなたとつながっていきます。
この商品は、結びつきをきっかけにこれからの世代へと繋いでいくことをコンセプトに醸した、国産ホップ「信州早生」を使用し、水のまろやかさが生かされたピルスナーとなります。
※国産ホップは、同じく信州大学農学部卒業生のホップ農家小林さんが北杜市で栽培されたものです。原料、浄水技術、醸造者全てが「信大コラボ」な商品です。
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