コンセプト:アカモズとは、モズの仲間ではあるのですが、その中でも絶滅危惧種に指定されている貴重な鳥なのです。また、2020年には環境省により新たに「国内希少動植物種(希少種)」として追加されることが発表されており、その保護が必要となっています。
長野県で有名なライチョウについても希少種として認められ、その保護活動が盛んになっていますが、生息数1800羽のライチョウと比較すると、生息数400羽のアカモズがいかに少ないのかがよくわかるかと思います。
アカモズは暖かくなると東南アジアから日本を目指してはるばる飛んできて、日本を主な繁殖地としています。北海道大学と信州大学の研究グループの調査結果では、伊那谷のりんご果樹園にて繁殖していることを確認しており、このりんご果樹園とアカモズの良い関係性をサポートする意味でこの商品が生まれました。
今回、定番のアカモズサイダーをフレンチオークのワインバレルに、伊那市で有名なお茶や「いちえ」さんの定番商品「高遠棒ほうじ」を加えて一緒に熟成させました。バレル内でゆっくりと二次発酵した味わいはとても複雑。ほうじ茶の香ばしいアロマが支配的に香りながら、棒ほうじの特徴でもあるさらりとしたお茶の味わいに加え、りんごの甘みとお茶の旨みが楽しめます。また鼻をかすめるオークの香りがほうじ茶と巧くバランスを取ったハードサイダーです。氷を入れて、ティーソーダとして楽しんだり、ワイングラスに入れながらじっくりと味わうのもおすすめ。
ラベルデザイン
In a daze Brewing
